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アンチエイジング食事・運動

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食事について

食事は、「腹八分目」とは昔から言われています。

最近では、カロリー制限、ケトジェニックダイエット、糖質制限などの食事の取り方を耳にされている方も多いと思います。

カロリー制限とは、カロリーを約30%制限する食事法です。私達の細胞の中には、老化に関わる全ての遺伝子をコントロールする、長寿遺伝子サーチュインが存在します。これがこの長寿遺伝子のスイッチをONにすると言われています。

次に、ケトジェニックダイエットは、糖質を制限することによってケトン体を作り出し、脂肪をエネルギーに変えることで脂肪を消費しやすい体質にするというダイエット法です。

カロリー制限が美と健康の秘訣というアカゲザルの実験は有名ですが、これは米ウィスコンシン国立霊長類研究センターで1989年にスタートし、餌のカロリーを30%減らした群と好きなだけ餌を与えた群で比較し、カロリー制限したサルは寿命が伸び、高血圧や癌といった病気になりにくく、運動量も多くなり、見た目も精悍で若々しかったと報告しています。

その後も研究が進み、カロリー制限によりケトン体が増加すること分かってきており、長寿や病気の予防に関係しているという論文が出て来ています。

眼科領域でもケトン体のひとつであるハイドロキシブチレートを与えると、カロリー制限と同じように眼の表面を保護出来たり涙液を保持出来ることが分かり、現在ケトン体点眼の研究がすすめられています。

また、眼科領域においても2011年にAREDS(Age-Related Eye Disease Study)という無作為大規模臨床試験で、抗酸化物質の摂取により加齢黄斑変性の進行が予防されることが発表されました。AREDSで投与されたサプリメント処方としては、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅です。このAREDS処方に新しい栄養素であるルテイン・ゼアキサンチン、または/およびω-3脂肪酸(DHA/EPA)を加えることでさらに加齢黄斑変性症への進行抑制効果を増強できるかという目的のもと、米国国立眼研究所(NEI)でAREDS2(Age-Related Eye Disease Study2)が、米国82施設4,000名以上を対象に実施されてきました。2013年の発表で、ルテイン・ゼアキサンチン、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅がNEIが推奨する新処方として報告されました。これらの栄養素の1日の摂取量を、食事で十分に摂取することが難しい場合はサプリメントで補うのもひとつの方法だと思われます。

ルテインは黄斑色素と呼ばれ、ブルーライトを吸収して強い抗酸化作用を持ち、網膜の黄斑を保護しているとも考えられています。白内障に対しても、ルテインとゼアキサンチンの摂取量が多いほど核白内障のリスクが低下したという報告があります。また、加齢黄斑変性に対しての研究のサブ解析では、食事からのルテインとゼアキサンチンの摂取量が低い群ではサプリメントを摂取することで、白内障手術率が減少したと報告されています。このように、ルテインの摂取が白内障予防にも良いことが示唆されています。また肌への効果としては、紫外線などで生じる酸化ストレスから皮膚を守ってくれたり、炎症を抑えてくれるといわれています。

オメガ3系脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸の一つで、多くの疫学調査や医学研究が報告されており、高脂血症、抗動脈効果薬として臨床的にも使用されています。眼科領域でも研究は重ねられていて、アレルギー性結膜炎の改善、マイボーム線機能不全にもよいという報告がある他、老眼の危険性が減少したとの報告もありますが、今後更なる研究成果が待たれています。青魚に含まれていますが、なかなか青魚を摂ることが難しいという場合は、サプリメントやアマニ油なども上手に取り入れると良いと思います。

アスタキサンチンは、カルテノイドの一種で、エビ・カニなどの甲殻類、サケ・イクラなどに含まれる赤い色素です。抗酸化作用、抗炎症作用があり、毛様体筋にも働いて、ロント調節機能をサポートして眼の疲労を軽減し、老眼で眼が疲れやすい人にも効果が期待できるともいわれています。

カロリー制限で長寿遺伝子サーチュインが活性化されることは前述しましたが、レスベラトロールは、その遣伝子を活性化する働きがあるといわれています。眼科領域でも眼の血管を拡張し、眼の血流障害を予防するなどの報告や酸化ストレスや炎症から眼を守る働きがあることが報告されています。最近、私達瞳美容研究所のメンバーが注目している成分に『プテロスチルベン』があります。これは、化学構造や機能はレスベラトロールに似ていますが、より体内で長くとどまり、少量でも効果が持続するといわれています。

運動について

運動は目にも良いということが近年証明されてきています。運動をしている人の方がドライアイになりにくいという報告や、腹式呼吸をしたら涙液量が増加したという報告もあります。
また、メクポリジクシンドロームと涙液分泌量の調査では、メタポの方の方が優位に、涙液分泌量が減少していることが示されています。

運動について

運動の基本は、筋トレ、有酸素運動、ストレッチですが、筋トレのひとつの方法として個人的には加圧トレーニングを行っています。

運動の基本は、筋トレ、有酸素運動、ストレッチですが、筋トレのひとつの方法として個人的には加圧トレーニングを行っています。

加圧トレーニング

加圧トレーニングの特徴としては、体に負担の少ない低負荷のトレーニングでも負担の大きいトレーニングを行なっているのと同様な効果が短期間、短時間で得られるというものです。

加圧トレーニング

筋肉疲労によって出た乳酸は、筋肉内にある受容体を刺激します。
すると脳は、刺激を受けて損傷を伴った受容体を再生するべく成長ホルモンの分泌量を上昇させます。

成長ホルモン分泌量の年齢別割合

成長ホルモンの分泌量の年齢別割合ですが、このように年齢を重ねると、その分泌量は低下していきます。

加圧トレーニング5大効果

加圧トレーニングでは成長ホルモンが分泌されますので、筋力アップだけではなく、上記のような効果が期待されると言われています。筋力アップすることで基礎代謝が上がり、太りにくい体質になることはよく知られています。

禁忌事項

ただ、このようにトレーニングを行う際には注意の必要な疾患もあります。

眼科疾患でも注意が必要

眼科疾患でも注意が必要と考えています。眼科医初のインストラクターということで、是非皆様にお伝えしたいと思っています。

アンチエイジングにとって運動の重要性はますます広がってきています。
加圧トレーニングもひとつの手段ですが、ご自分に合った運動法を見つけて無理のないように継続することが大切だと思っています。

※医療法人ウェルビジョンは、「加圧トレーニング正規認定施設」です。
※「加圧トレーニング」とは、発明者佐藤 義昭が45年以上にわたり研究を重ね生み出されたメソッドである。本文中の加圧トレーニングの表示および「加圧トレーニング」は、KAATSU JAPAN株式会社の登録商標です。